ペットショップでも里親募集くらいきびしくしたら?

先日、ペットショップの可愛らしい店員さんの陰謀によって、コーギーを売りつけられそうになった!という記事を書いたが、今日はジャスコで、ブルドッグとバーニーズが売られていて、これまたビックリ!

ブルドッグ約50万円、バーニーズマウンテンドッグ約20万円なり。という金額なので、ひょっこり衝動買いというのは稀だとは思うけど、でも、お金出せばそんな犬種も買えちゃうってどうなのよ。

ブルドッグやバーニーズなんていう犬種は、ブリーダーさんに連絡とって面接して、自宅の環境とか、飼い主の人となりなんかも見たうえで、ブリーダーさんが譲るかどうか決める、そんな犬種のような気がするのだけれども。

コーギーだって、そんな犬種のような気も。

めっちゃ抜け毛がひどいでっせ~!とか、気が強くてわがままで、個体によってはかなり凶暴になりまっせ~!とか、そういうことも声を大にしてアナウンスして欲しい(笑)。

本当は、大型犬とか特殊犬種に限らず、どんな子だって、そうやって飼い主を決めれば、飼育放棄なんていう問題も減ると思うんだけどな。

ノアが亡くなる前から、次に飼うなら絶対に里親募集の子と決めていた。ノアが亡くなってから、寂しさのあまり、親募集サイトを見まくっている。そこでは、どの団体でも里親になる方にかなり厳しい条件を設けている。

一頭でもはやく里親が決まってくれるに越したことはないのだろうけれど、それでもまた繰り返させてはいけない、再び飼育放棄などで、ワンコを傷つけてはいけないという配慮からのことでしょう。

その条件は、読んでいると、ノアをきっちり家族で看取ったウチでさえ、ちょっと自信がなくなってしまうようなもので。

例えば、こんな感じ。

● ご家族全員が犬を迎える事に賛成であること
● 完全室内飼育が可能なペット可の住まいであること
 (集合住宅の場合は、管理規約などで確認させていただきます)
● 長時間のお留守番(フルタイム・共稼ぎ)や単身者および、未婚・同棲中、
  ご高齢の方だけでお住まいの方はお断りします
● 先住犬が未去勢・未避妊場合は必ずトライアルまでに手術を実施すること
  但し、高齢・体質的に手術が無理な場合等は、その限りではない

もちろん、新しい家族を迎えるとなっても、ウチは条件を満たしてはいるのだけれど、こうやってバーンと提示されると、例えばやむを得ない事情で引っ越しとかあるかも?離婚だってありえるかも?家計が苦しくなったらわたしもフルタイムで働いて、お留守番時間が長くなってしまうかも?などなど、色々と考えてしまうわけで。

でも、そのくらい慎重になってもらわないと困るということなのでしょうね。もう既に人間によって傷つけられてしまった子たちの、将来のことなのだから。

「そんなんじゃ商売がなりたたない」というのを、まず一番の理由にするのでしょうけれども、ペットショップでも、里親募集くらいの厳しい条件、つけるようになってくれたらいいのにな、と思わずにはいられなかった午後でした。

ノアとハスキー

そういえば、ハスキーにも不遇の時代がありましたね。

注 : ノドもとがっつりいかれてますが、じゃれてるだけなのでご安心を(笑)

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コメント

  1. ロビンママ より:

    そうそう!
    犬を「かわいい」って言うだけで飼うと大きくなってこんなはずじゃなかった~って
    手放す人いますよね。
    純血種ならだいたいの性格ってあるからいいとこも悪いとこも教えるべきですよね。
    友人が先代犬を亡くして1年半が経ち、最近になって保護犬を迎えたけど
    やっぱり審査が厳しかったそうです。
    コギもいたって。
    コギも上下関係ハッキリさせておかないと偉そうになる子いますよね。
    確かにコギは気が強い!
    うちのロビンは友好的でもあるけど、牙を剥けてくる子には絶対負けてません!
    ノアちゃんの遊んでる姿が必死で可愛い♪

    • みみまる より:

      >ロビンママ様

      コーギーは数は減ってきたように思いますが、まだまだ保護犬の定番犬種ですよね(^_^;A
      あとは、やっぱり流行しているM・ダックス、チワワが本当に多い!
      いまひそかに心配しているのが、去年あたりから流行りだして、ペットショップでも扱われている
      ジャック・ラッセルやフレンチ・ブルドッグです。この子たちも性格が個性的だから・・・。
      でも、コーギー含め、そんな個性的な性格だからこそ、一緒に生活していて楽しいのに♪
      ノアはおおむねヘタレだったけど、やっぱり相手によっては黙ってませんでしたね~(汗)

  2. 同じこと思います。
    命を思って、懸命に救っている方々の裏には、
    無責任に命を放棄していく人が居て、「イタチゴッコ」な現実を思うと、
    なんだか凄く矛盾を感じる時があります。
    確かにペットショップであれ何であれ…
    「出逢い」って、衝動的だったり瞬間的な部分も有るのだけれど、
    命の絶える最後までの全てを、
    (それはうんこ拾いだったり、細かな日々の世話だったり、金銭的なことだったり…etc)
    受け入れる、覚悟、自覚は必須条件だと思うんです。
    そして合わせて、無責任なブリーディングにも憤りを感じる事があります。

    ノアさん、いい表情していますね~(*^_^*)
    見ていて幸せです。ノアさんに逢いに、ちょくちょくお邪魔しちゃってます、えへへ。

    • みみまる より:

      >ななもりうぃるまま様

      そうですね、その子のすべて、日々抜け毛との格闘だったり、
      不正行為への指導だったり、軟便との戦いだったり(笑)、を受け入れてあげないと。
      とは言え、愛していたら全てが愛おしくなってしまうのですけどね♪

      ワードプレスというブログを使っていて、これ、自動的にヘッダーの写真を
      ランダムに変える機能があったので、じゃんじゃん写真を登録しちゃってます♪
      ヘッダー画像にも注目ですよ(笑)